
全身のイラストをスラスラ描けるようになりたい!

それなら、「ポーズマニアックス」というサイトがおすすめです!
「POSEMANIACS (ポーズマニアックス)」通称「ポーマニ」は、
30秒ドローイングができる無料で使えるサービスです。

この記事では、「ポーズマニアックス」を使ってどれだけ身体を描けるようになるのか、
1ヶ月チャレンジした結果を共有します!
ポーマニ挑戦前の筆者

全身イラストをサラサラ素早く描けるようになりたい…
そう筆者は思っていました。
なぜなら…
- 様々なポーズが素早く描けるようになると、イラストのバリエーションが増える
- キャラクターデザインや立ち絵、VTuber向けLive2dモデルのイラスト制作のクオリティやスピードがあがる
と思ったからです。
課題1. 顔まわりのアップの絵ばかりになる
これまでも、頭身や体の比率を初心者向けのイラスト本や検索で学んでいました。
しかし、それだけでは上手く素早く描くことはできませんでした。
なので、いつも顔まわりのアップの絵ばかり描いていました。
このイラストは途中まで身体を描いていましたが、「やっぱり身体がおかしいかも…」と感じ、身体部分をトリミングで削って投稿しました。
課題2. イラスト制作に時間がかかる
身体を描く場合、「同じポーズを写真で撮って模写」しており、かなり時間がかかっていました。
また、完成間際に身体がおかしいと感じはじめ、ゆがみツールで修正しまくることで更に時間がかかっていました。
特に複数人絵は、画面が引きになり身体を描写する部分も増えます。
また、ポーズもそれぞれ描かなくてはならない為ハードルが高く、複数人絵にほとんど挑戦できずにいました。
このイラストも全員分同じポーズの自撮りをして模写することで描きました。
そのまま模写してますので、今見ると塗り込みや仕上げに時間をそこまでかけていないのに、かなり制作に時間がかかっていました。
使用サイト・ツール
1. POSEMANIACS (ポーズマニアックス)
まず、身体を練習で描くので、お手本がなくてはなりません。
上記に書いた通り、様々なポーズの身体画像を次々と表示してくれる「POSEMANIACS (ポーズマニアックス)」を使いました。

2. GoodNotes

紙とペンじゃなくて、デジタルでドローイングしたいな…
こういったクロッキーは紙にペンや鉛筆で描く方も多いかと思いますが、
ぼくむーは紙に描くのではなく、デジタルで描きたいと思っておりました。
普段使用しているクリスタ(ClipStudioPaint) で描こうとしてみたのですが、以下の問題点がありました。
- ページが足りなくなった時に新規作成するのに手間がかかる
- あとから見返しづらい
そこで、GoodNotesというアプリをつかいました。

後ほど写真を載せますが、とても見返しやすく、デジタルでのクロッキーに向いていました。
30秒毎に新しいページを一瞬で追加でき、大きく描写できて使いやすかったです。
GoodNotesに関するレビューは別途ブログにする予定です。
ポーマニ挑戦の1ヶ月
挑戦期間
2023年1月初旬から、2月の初旬まで(約30日間)
目標
30秒ドローイングx10体を、毎日1回以上やる
初回の挑戦
以下の画像は初日に30秒ドローイングをした時の画像です。
30秒、男性のみ、難易度は「かんたん」で挑戦しました。


ご覧の通り30秒ではほとんど描くことができませんでした。
後から見た時にどっちを向いているのかもわかりづらいレベルです。
開始して2週間
あまりに描けないので、秒数を45秒に増やして数日やってみました。
設定は、男性のみ、難易度も「かんたん」のままです。

45秒あれば、ある程度ポーズとしてわかるように描くことができるようになってきました。
1ヶ月経過
30秒でもある程度人物の形を描けるようになりました。
最後の数秒に数秒ん時間が余り、耳や筋肉を描き足すことができるようになりました。

毎日挑戦が難しく、休むこともありましたが、全部で約256体を描きました。

結果
30秒ドローイングで描いた人物のビフォーアフターです。


そして、ドローイングの際の描写が良くなっただけではなく、実際のイラストを描く際に効果がありました。
何も見ずに描いた身体の違和感が減ったのです!
このイラストはポーズを全く取らずに想像だけで描きました。
ポーマニ挑戦前は、そもそも何も見ずに描くことができなかったので、それに比べるとかなり成長したと思います。
こちらのイラストは、想像だけでラフを描き、その後同じポーズを自撮りして、気になるところを修正しました。
以前と比べ、全部模写で描く必要がなくなり、参考だけで描くことができるようになりました。
想像だけで多くのラフが描けるので、スピードが上がり、様々なポーズに挑戦しやすくなったと思います。
また、Pintarestなど第三者の画像を参考にしやすくなりました。
第三者の画像はそのまま模写すると著作権侵害になるので、今まであまり参考にできていませんでした。
今後、かなりポーズのバリエーションが増やせると思います。
ポーマニのメリットとデメリット
実際にポーマニに挑戦したメリットとデメリットをまとめます。
ポーマニのメリットとして、以下ができるようになりました。
- 素早く身体を描けるようになった
- 何も見なくてもある程度体を描けるようになった
- 模写ではなく参考にするだけで体を描けるようになった
ポーマニのデメリットはあまりなかったのですが、あえてあげるとしたら以下でしょうか。
- いつもの絵を描く時間が取りづらかった
練習としての時間を新たにとることが必要ですが、その分その後のイラスト制作の時間短縮となりましたので、投資と言えるかもしれません。
結論
やってよかった!!!
筆者は基本的に左脳派・勉強厨なのですが、ポーズマニアックスをやっていて、理論ではなく、スポーツのように「手が覚える」という感覚がありました。
「とにかく描け!たくさん描けばうまくなる!」といったことを言っている天才肌のプロイラストレーターや神絵師をたまに見かけますが、それを少し実感できました。本当なんですね。
皆さんもぜひ挑戦してみてくださいね!
質問がある場合は、匿名でメッセージを送れるマシュマロにてどうぞ!

ぼくむーに答えられそうなことがあれば、Twitterやブログなどで説明します!

以上、お絵描き情報屋「ぼくむー」でした。